あなたの歯並び

矯正歯科治療について

矯正歯科治療について
歯並びだけを診るのではなく、健康的な笑顔を得るための矯正歯科治療を行います。(矯正治療は顎や咀嚼等の状態を総合的にふまえながら治療するのが大切です。どんなに歯並びが良くても、顎の状態が悪ければ健康的な口元は得られません。)そのためには、患者さまと良く相談をし、ライフスタイルに合わせた治療計画を立て、医患共同で治療を行ってゆきます。
※矯正治療は医師だけの力では十分な結果を得ることが出来ない治療です。ささいなことでも遠慮なく聞いてください。
※矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。また、歯の移動期間(治療期間)として、通常約1年半~2年半程度の時間がかかります。

歯並びの種類について

当院は1つの矯正歯科治療にとらわれず、複数の治療法を交えた治療計画をご提案しています。治療法を組み合わせることで、不可能だった歯の移動が可能になる上、治療期間の短縮にも繋がります。

凸凹(叢生)・乱杭歯・歯並びがかなり悪い状態

凸凹(叢生)・乱杭歯・歯並びがかなり悪い状態
顎の骨の調和が取れていないこと、また乳歯から永久歯に生え変わった時の歯の位置の異常などが原因となります。
  • 歯のデコボコ
  • 八重歯

出っ歯・上顎前突(じょうがくぜんとつ)

出っ歯・上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の歯列が下の歯列よりも前に出すぎた状態のことです。出っ歯も上顎前突のひとつです。指しゃぶりや爪を噛む癖がある、舌で前歯を内側から押してしまう癖がある、また生まれつき上顎の骨が大きい場合や下顎の骨が小さい場合、顎の前後の位置関係によっても出っ歯になります。

反対咬合・受け口

反対咬合・受け口
上の歯と下の歯の噛み合わせが逆になってしまった状態のことです。遺伝もありますが、顎の骨がバランスの悪い状態で成長した、歯の位置や傾きが異常、顎の骨の位置の異常やサイズの不調和、舌の癖、噛み癖や口呼吸などが関係しています。

すきっ歯

すきっ歯
歯と歯の間に隙間ができてしまっている歯並びのことです。先天的に歯の本数が少ない、埋まっている歯があり出てこない、また過剰歯の存在や上唇小帯の位置の問題、舌の癖などによっても引き起こされます。

口が閉じない・開咬

口が閉じない・開口
奥歯を噛み合わせても前歯が閉じない状態のことです。顎の位置が正常な状態にない、歯が前に出ている、唇を前に出さないと口を閉じられない、また舌を歯の間に挟む癖、などが原因となります。

過蓋咬合(かがいこうごう)・噛み合わせが深い

過蓋咬合(かがいこうごう)・噛み合わせが深い
上の歯の噛み合わせが深くなった状態をいいます。
上顎よりも下顎が後ろにあることで下の前歯が過剰に伸び出している、上下の顎に不調和がある、強く噛みしめる癖や歯ぎしりをする、早い時期に乳歯を失くした、むし歯で奥歯を失ったまま放置している、などが原因となります。

交叉咬合(こうさこうごう)

交叉咬合(こうさこうごう)
上下の噛み合わせがすれ違っている状態のことです。
上下の歯列の大きさが釣り合っていない、顎の骨格がゆがんでいること、が問題になります。その他、硬いものを噛まない食生活のため顎が育たない、片側でものを噛む、頰づえをつく、などが原因で骨格の成長や歯の向きに影響を与えてしまうこともあります。

八重歯がある

八重歯がある
歯並びの問題で、犬歯が歯列より前に出ている状態のことです。顎が小さいことで歯列にうまく並ばず犬歯が押し出された、また乳歯が早い段階で抜けてしまい他の歯が動き並ぶスペースがなくなった、などが原因となります。

費用

津田沼すずき矯正歯科の矯正費用については、こちらをご確認ください。

矯正をお考えの方に

歯並びは一人ひとり異なるため、「この治療がよい」と一概にいえません。しかし、矯正歯科治療は虫歯治療とは異なり、治療が終わるまでの数年間、継続して歯医者に通わなければなりません。そのため、患者さまのご希望のゴールに沿った治療計画と、矯正歯科治療に特化した専門医を選ぶことが重要となります。
矯正をお考えの方は、ぜひ当院の初診相談をご利用ください。

矯正治療のリスク・副作用

矯正治療には、美しい歯並びだけでなく健康にもメリットがある反面、他の医療と同じようにリスクや副作用もあることを理解する必要があります。

痛み

ワイヤーやマウスピースなどの矯正装置を装着したのちに痛みを感じることがあります。痛みは数日で収まりますが、期間、程度は個人差があります。
痛みが強い気がする、痛みが長期間続くなどの場合お申し出ください。

発音障害・口内炎

矯正装置が舌に当たり発音がしづらいことがあります。また装置が当たる部分に口内炎ができることがあります。装置をカバーするワックスで対応します。

虫歯・歯周病

矯正治療中は装置装着により口腔内の自浄作用が低下するとともに、歯磨きも難しくなります。当院では診療日に歯科衛生士によるクリーニングと磨けていない部分のブラッシング指導を行っておりますが、ご自宅での毎日のケアが大切になります。虫歯ができてしまった場合装置を外して治療が必要な場合もあり、矯正治療の遅れにもつながります。

歯肉退縮

矯正治療に伴い歯茎が下がってしまうことです。もともと歯周病がある場合や、健康な歯茎でもデコボコが大きい方や歯茎の骨が薄い方に起こりやすいです。歯肉退縮により、歯と歯の間にブラックトライアングルと呼ばれる三角形の隙間ができることがあります。ブラックトライアングルは加齢でも起こる現象であり問題はありませんが、対処法もございますのでご相談ください。

歯根吸収・歯髄炎

歯に大きな負担がかかった場合に認められることがあります。歯根吸収とは歯の根が短くなることです。たいていは根の先端がわずかに吸収されるだけで歯の寿命には問題はありませんが、ごく稀に体質的に歯根吸収の大きい方もいます。治療前の予測は困難であり、治療方針を変更することがあります。 歯髄炎は歯の神経の炎症です。歯に症状が出た場合は一時、移動を中断します。

歯の咬耗・エナメルクラック

歯の移動中に矯正装置と歯が一時的に強く接触することで歯の一部がすり減ってしまうことがあります。また装置除去時に、エナメル質の表面にクラックと呼ばれる微小な亀裂が入る可能性や、補綴物の一部に破損が生じる可能性があります。

金属アレルギー・ラテックスアレルギーなど

アレルギー等は事前に確認をとりますが、治療中に初めてアレルギーが認められた場合は装置の変更が必要な場合があります。

顎関節症

潜在的な症状がある場合、治療中に開口障害、頭痛、耳鳴り、筋肉のこわばりなどが起こることがあります。多くは経過観察を行い症状は自然に消失しますが、強い症状が出た場合、顎関節専門医に紹介する場合があります。

抜歯について

歯を抜かない治療が善ではなく、様々な理由により歯を抜く治療が適切なことがあります。抜歯治療には必ず説明と同意を得てから進みます。

治療の限界・矯正できない歯

上下の骨のズレが大きい場合は矯正治療のみでは改善が困難な場合があります。その場合、外科的矯正治療が適切となります。また骨性癒着と呼ばれる、歯と顎の骨がくっついている状態の歯や短根歯は歯の移動ができません。

治療期間の延長

歯の移動量には個人差があり同じ治療をしていても治療期間がかかってしまう方もいます。また舌の癖が移動の妨げになり期間がかかる場合や取り外しの装置の場合、患者様の協力度によって期間が前後します。

後戻り

治療後装置が外れたら、歯は元の位置に戻ろうとする傾向があるためリテーナー(保定装置)を使用していただき後戻りを防ぎます。装置除去後はなるべく1日中ご使用いただきますが、歯並びが安定してきましたら少しずつ使用時間を短くしていきます。保定期間は基本的に2年間を設けておりますが、加齢変化でも歯は移動していくため、長期間のご使用をおすすめしております。

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